マクロビオティックでおいしいものはあるんでしょか?
マクロビオティックとは、小麦・大麦・ソバ・トウモロコシ・玄米などの精白していない全粒穀物に新鮮な野菜・緑葉野菜・えんどう豆・ナッツ・豆類・根菜・海草・果物を主体とした食事法です。肉・乳製品・鶏も食べますが、食事全体の1パーセントにも満たない量で構成されます。
マクロビオティックの考案者は、日本人の桜沢 如一(さくらざわ ゆきかず)氏で、「正食」「食養生法」として、すでに50年以上の歴史がある食事法ですが、近年、トムー・クルーズやシャロン・ストーン、マドンナ、ニコール・キッドマン、グウィネス・パルトロウなどのハリウッドスターや、スーパーモデルたちが実践している食事法として、マクロビオティックが世界的に脚光を浴び、日本に逆輸入されてきました。
ダイエットや美容、ストレス解消の食事法という概念が一般的なマクロビオティックですが、アトピーやアレルギー、糖尿病や低血糖症、リウマチや自己免疫疾患、ガンなどの重大な慢性病の治療食としても脚光を浴びています。
マクロビオティックの実践法として、重要なポイントは以下の2つ。
・一物全体
食べ物は、そのまま、あるがままに、丸ごと食べるべきだという考え方。
穀物なら精米しない玄米を、野菜は皮も葉も根も全体を、魚も頭から尾まで丸ごと。アクもとらず、ゆでこぼさずに加熱調理することで、おいしく栄養満点の食事ができるというマクロビオティックな提唱です。ただし、皮までいただくので、必ずオーガニックなものを選ぶ必要があります。それがマクロビオティックです
ケビン・スペイシー主演の「光の旅人」で、主人公がイチゴをヘタもろとも、バナナを皮ごと食べるシーンがありますが、これもマクロビオティックを意識したシーンだったのかもしれません。ちなみに、ケビン・スペイシー自身はともかく、親友のクリントン元大統領は、熱心なマクロビオティック信望者です。
とってもロハスです!
・身土不二
人間も食物も、生まれた環境と一体である、という考え方。住んでいるその土地土地の産品(マクロビオティックでは、その多くが「植物性食品類」です)を、とれる時期(旬)に食べれば、身体のバランスが整うというマクロビオティックな考え方をいいます。
熱帯の地域に住む人は、その土地の食べ物を食べることで自然と暑さがやわらぎ、反対に寒い地域に住む人は身体を温める食べ物をとることができます。ちなみにマクロビオティックでは、「肉」は寒冷地の人々が体を温めるための食物であるとし、四季のある日本の場合は、季節ごとの旬野菜を食することで、マクロビオティック的な健康が育まれるとしています。
また「動物性食品」をとることも、食事量の全体の1%以下、週に数回(ただし1日の食事の全体量の5~10%程度、肉ではなく天然物の魚など)で許容しているため、調理の工夫次第で、マクロビオティックでも十分ににぎやかな食卓を演出することもできます。